「君の膵臓をたべたい」は青春を謳歌しきれなかったすべての男性にオススメです。
「オーシャンズ８」からの、「ミッションインポッシブル」からの、今回はなぜか「君の膵臓をたべたい」です。基本的には派手な洋画が好きですが、ブロガーとしては、「話題の映画がTVでやるのなら見ておこう」と思った次第です。やっぱ豊洲とは全くもって関係ないし、書くのやめようとも思ったのですが、見続けていたら、結構好きなやつで書きたくなったので少し書きます。
これから半年くらいは、「好きな女性のタイプは？」って聞かれたら(まずそんなシーンないけど)、「君の膵臓を食べたいのヒロイン」って答えようかな。でもアラサー男子の合コンでの答えとしては、かなりドン引きでしょうからそれはやっぱやめておこう。
でもこのヒロインが好きだ！(きっと男子はみんな好きだよね？)
感想
・なんてったって君(ヒロイン)が可愛い。
・青春映画って、美男美女による話が多いと思うけど、君(彼)はクラスで友達がひとりもいないようなキャラクター。自分がリア充男子ど真ん中でなかったからか、そんな彼に共感できた。ほとんどの男子が感情移入しやすいんじゃないかな。
・真実と挑戦ゲームで君(ヒロイン)が聞きたかったことは何か？ずっと謎を残しながらストーリーは進んだ。「謎のまま終わらせて、視聴者に想像させるのか」と思いましたが、最後に説明ありましたね。「なんで名前で呼ばないの」って。この映画のひとつの軸である「君」という呼び方(名前を呼ぶと特別なだれかになるから)と、なぜ彼に近づいたのかの答えでもある彼女から「彼の強さ」への憧れの思い。話全体の整合性や納得感という意味では非常に良い。けど、あの病室のあの時の君(ヒロイン)が聞きたかったことは本当にそれなの？そうじゃない気がするなぁ。(男子高出身の女心に疎いアラサー男子の希望と妄想ですが)
みなさんはどう思いますか？
もどりっち的にはあの病室で真実と挑戦ゲームでもし自分が勝ったときは、「真実、君(ヒロイン)の聞きたかったことは何？」って聞くなぁ。(妄想)
まぁ彼が言い直してあの質問をしたことが、それを言えない高校性男子を表してるかな。
・「ガムいる？」が果たす効果。彼が初めてガムをもらって食べたとき、ガム青年と彼だけでなく、彼と君(ヒロイン)との距離も一気に縮んだ気がする。ガムをもらったことは彼の心が開いたサインであったのだろう。その後に彼が次の旅行の計画を自ら立てていて、ふたりの関係が「仲良し」でなくなることを期待させた。その直後の急展開。いい意味でも、悪い意味でも、期待を裏切るっていうことが、引き込むという意味で大事なんですね。引き込まれました。
・ヒロインの言葉がささった。普通女子高生の言葉はアラサー男子には、ささりづらいと思うけど、死と向き合う君(ヒロイン)はやけに大人なのか、彼女の言葉は素直に聞ける。
「これは偶然じゃない、運命でもない、私たちの選んだ選択の結果なんだ」って。
いつか言ってみたい。まだ独身だからチャンスはあるはず。笑
・君(ヒロイン)はもどりっちのなかで(しばらくは)生き続けます。
この流れで「専制君主」も観ます！！(ヒロインの浜辺美波さんが主役だそうです。放送終わり次第に宣伝してました。製作者側の思うつぼな行動を取ってしまいます。)
・最後にいろいろと種明かしがあり、きちんと話全体が繋がっている感あり。そして何よりヒロインが可愛くて、好きな映画で星４つ。(引き続きオーシャンズ８がトップ！)
